遂に事故が発生しました‼

遂に、事故が発生しました。
これまで対峙してきた特区民泊事業予定者が進めていた工事現場において、先日、可動式の鉄骨足場が倒れ、向かいの店舗の外壁および室外機を破損させるという事故が起きました。
現場は商店街の中で、事故が発生したのは昼前の時間帯。人通りも多く、状況次第では大きな人身事故につながりかねない、極めて危険なものでした。幸いにも今回はけが人は出ませんでしたが、驚くべきことに、作業員は事故後も平然と作業を継続していました。
この事業者は、これまで地域住民からの度重なる要請を拒否し続け、民泊に関する説明会も一切開催せず、工事計画書の提出も行っていません。商店街という公共性の高い場所での工事にもかかわらず、警備員の配置もなく、工事資材の管理も不十分。正に、事業者としての社会的責任や安全配慮義務を著しく欠いた、常識外れの対応と言わざるを得ません。
さらに、この事業の申請を受任している行政書士によるパワーハラスメント的な言動があるという話も、複数の関係者から聞こえてきています。同じ行政書士として、非常に恥ずかしく、また憤りを覚えます。地域住民の正当な要望を伝えても、返ってくるのは無責任で形式的な回答ばかりです。
そもそも、なぜこのような事業者に民泊運営を認定するのか。どうしても納得がいきません。
私はこれまで何度も大阪市保健所衛生監視課を訪れ、住民として、また専門職として話を聞いてもらおうとしてきました。しかし、返ってくる回答はいつも同じです。
「ここはその内容を判断する部署ではない。要件を満たした申請があれば、認定するのが業務である。」
この言葉を聞くたびに、強い虚しさを覚えます。
確かに制度上はそうなのかもしれません。しかし、経済活性化を理由に、地域住民の安全や不安、現実に起きているリスクを無視してまで、民泊を推進する行政の姿勢には、大きな疑問と怒りを感じざるを得ません。
制度とは、本来「人の安全と生活を守るため」に存在するもののはずです。
現場で起きている現実と、机上の制度運用との乖離を、行政も事業者も、そして私たち専門職も、今一度真剣に直視すべき時に来ていると強く感じています。

